発達グレーと敏感すぎる子、3歳で驚くほど落ち着いた理由

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「今3歳、驚くほど普通に暮らしてます」って言える日が来た

こんにちは、限界ワーママのハルママです。

今この記事を書いている隣で、3歳の娘がぬいぐるみ相手に一人二役でしゃべり倒しています。元・発達グレー、現・超おしゃべり。芝生でも砂浜でも裸足で駆け回るし、掃除機の音でも泣きません。ごく普通に、毎日笑って暮らしてます。

……でもね。1年半前の私が今の私を見たら、たぶん信じないと思う。

0〜1歳の娘は、服を着せるだけで号泣。オムツ替えのたびにパニック。芝生に足を下ろせなくて宙ぶらりんで固まる。インターホンが鳴れば全身をこわばらせて泣き叫び、些細な物音で3時間泣き続ける夜もざらでした。

「なんでうちの子だけ?」「私の育て方が悪いの?」って、毎晩スマホで検索しては落ち込んでた、あの頃の自分に教えてあげたい。大丈夫、ちゃんと楽になる日が来るよって。

そもそも「敏感すぎる」って、育て方のせいなの?

先に結論だけ言わせてください。あなたのせいじゃないです。断言します。

5人に1人いる「HSC」って知ってた?

当時の私を救ってくれた言葉が「HSC(ひといちばい敏感な子)」でした。アメリカのアーロン博士が提唱した概念で、感覚や人の感情にものすごく敏感な生まれつきの気質のこと。しかもこれ、なんと5人に1人の割合でいるらしいんです。クラスに5〜6人。全然珍しくない。

大事なのはここ。これは病気でも障害でもなくて、後天的に親がこじらせたものでもない、ただの「持って生まれた性質」なんです。動物にもいるくらい自然なもので、むしろ危険察知が上手な慎重派として、群れを守る役割があったとか。

つまり、あなたの愛情不足でも、抱っこの仕方が下手だったせいでもない。ただそういう脳の設定で生まれてきただけ。私はこれを知った日、トイレでちょっと泣きました。

発達グレーと敏感さの境界でモヤモヤした日々

とはいえ、うちは健診で「発達グレー」と言われた時期もあって。敏感さなのか、発達の凸凹なのか、正直どっちなのか分からなくてずっとモヤモヤしてました。

これ、実は専門家でも見分けが難しいそうなんです。感覚過敏みたいな表に出る行動がよく似ているから。ただ、ひとつ大きな手がかりがあって、HSCの子は「人の気持ちにすごく共感する」のが特徴。私がイライラしてると、娘まで泣き出す。あの「空気を読みすぎる感じ」が、うちの子の場合はヒントだったのかなと今は思っています。どちらにせよ、繊細さそのものは責められるものじゃない、それだけは確かです。

うちの子、当てはまりすぎて泣いた。0〜3歳の敏感さチェック

当時「これうちの子のことでは?」と震えたチェックリストを置いておきます。責めるためじゃなくて、「こういう子っているんだ」と安心してもらうためのものです。

感覚の過敏さ

  • インターホンや突然の音に激しく驚く
  • 服のタグや縫い目、特定の素材を肌が触れるのをひどく嫌がる
  • いつもと違う匂いや、わずかな味の違いにすぐ気づいて拒否する
  • 痛みに敏感で、注射のあとなどを長く引きずる

感情と共感

  • 親の表情や声のトーンの変化を素早く察知する
  • 誰かが叱られたり泣いたりしていると、自分までつらくなる
  • 強く叱るより、優しく諭すほうが伝わる
  • 楽しい興奮のあとほど、夜に寝つけない

認知と警戒心

  • 初めての場所や人に慣れるまで、とにかく時間がかかる
  • 模様替えやいつもと違う道順など、小さな変化にすぐ気づく
  • サプライズが苦手で、見通しが立つと安心する
  • 年齢の割に難しい言葉を使い、ハッとする質問をする

いくつ当てはまりましたか。うちは半分以上でした。でもこれ、裏を返せば「よく気づける子」ってことなんですよね。

なぜ3歳で「驚くほど落ち着いた」のか、理由が全部あった

ここが一番伝えたいところ。娘が落ち着いたのは、私が急に育児上手になったからじゃなくて(むしろ相変わらずズボラ)、子どもの脳が育ったからでした。ちゃんと理由があるんです。

脳のフィルターが育って、スルーできるようになった

赤ちゃんの頃の敏感さって、脳の「情報を仕分けするフィルター」がまだ育ってなくて、無視していい刺激まで全部拾っちゃう状態なんだそうです。服のタグの感触も、遠くの車の音も、全部フル音量で脳に届いてる感じ。そりゃパニックにもなるわ。

このフィルター機能、専門的には「感覚統合」と呼ばれていて、だいたい2〜4歳にかけてグンと育つそうなんです。うちの娘もまさにその通りで、あんなに嫌がってた掃除機の音を、ある日ふと無視できるようになってた。「これは危なくない音」って脳が判断して、スルーできるようになったんですね。成長ってすごい。

「イヤ」を言葉で言えるようになった

0〜1歳の敏感さがしんどい最大の理由って、子どもが「泣く・暴れる」でしか気持ちを伝えられないことだと思うんです。何が嫌なのか本人も言えないから、こっちも打つ手がない。

それが3歳になると語彙がドッと増えて、「チクチクするからこの服いや」「音が大きくてこわい」って、ちゃんと言葉にしてくれる。これがもう、革命でした。原因が分かれば対処できるし、私が「チクチクして嫌だったねぇ」って代弁してあげるだけで、スーッと落ち着く。言葉って、こんなに子どもを助けるんだと実感しました。

「次はこうなる」が分かると、怖くなくなった

敏感な子は「次に何が起こるか分からない」のがとにかく苦手。予測不能な世界って、そりゃ怖いですよね。

3歳くらいになると、物事の流れや因果関係が分かってきて、先の見通しが立てられるようになります。しかもこの時期は「いつもと同じ順番・やり方」に安心を覚える時期でもあるそうで。うちは「このあとお風呂入って、絵本読んで、ねんねだよ」って毎回予告するようにしたら、驚くほどスムーズになりました。頭の中で心の準備ができると、怖くなくなるみたいです。

自分で耳をふさげる、逃げられる、が効いた

これ地味だけど大きい。赤ちゃんの頃は、嫌な刺激があっても自力で逃げられないんですよね。眩しくても、うるさくても、ただ泣いて助けを待つしかない。あの無力感が、パニックを増幅させてたんだと思います。

でも3歳になると、歩けるし走れるし手も器用に使える。だから「うるさい音がしたら自分で耳をふさぐ」「嫌な場所から自分で歩いて離れる」って、能動的に避けられるようになる。自分で刺激をコントロールできるって、子どもにとってすごい自信になるみたいで。娘が両手で耳をふさいで平然としてる姿を見たとき、あぁ成長したなぁって、しみじみしました。

限界の中でも「これはやってよかった」と思える関わり方

正直、当時はサバイバルで精一杯。でも今振り返って「これは効いた」と思えることを、ズボラなりに共有します。

一番はやっぱり、無理に慣れさせようとしなかったこと。「泣いても慣れさせなきゃ」って一時期スパルタにしかけたんですが、逆効果でした。敏感な子は、無理強いすると余計こじれる。だから「嫌だよね、無理しなくていいよ」って受け止めることに全振りしました。家が「安心できる基地」であることが、外の世界に立ち向かう土台になるそうです。

あとは、優しいスキンシップ。ぎゅっと抱きしめるだけで安心ホルモンが出るらしく、これはズボラでもできる最強の手抜き技。

もう少し落ち着いてきたら、感覚を心地よく刺激する遊びも良いそうです。トランポリンやバランス遊び、砂や水に触れる触覚遊びなど。これも嫌がったら無理せず、できる範囲でOK。遊びながら脳の処理力が育つなんて、コスパ最高じゃないですか。

トンネルの中にいるママへ、これだけは伝えたい

今、まさに終わりの見えないトンネルの中にいる人に、これだけは言わせてください。

その子の敏感さは、欠点じゃないです。人の痛みに気づける優しさ、小さなことに感動できる感受性、深く考える力。全部、これから花開く才能の種です。

敏感な子は「ランの花」に例えられるそうです。雑草みたいにどこでも育つタンポポと違って、手はかかる。温度も日当たりも気を配らないといけない。でも、丁寧に育てれば、息をのむほど美しい花を咲かせる。

今あなたが、泣きわめく我が子に付き合って、「嫌だったね」って寄り添っているその毎日。それは無駄なんかじゃなくて、確実にその子の「自分は愛されている」という根っこを育てています。

うちの娘は今日も、私が疲れた顔をしてると「ママ、だいじょうぶ?」って心配してくれます。あの敏感さが、こんなに優しい形で花開くとは思ってなかった。

大丈夫。あなたのその関わりは、ちゃんと届いてます。トンネルには、ちゃんと出口があるからね。

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この記事を書いた人

HSC(ひといちばい敏感な子)の3歳娘と、5歳長男を育てるママ。
「一生家族でお出かけできない」と絶望していた過去から一転、特性を理解した今では家族旅行も楽しめるように!当ブログでは、敏感な子が笑顔になる「知育玩具・お宿」や、親の心が軽くなる「時短家電・サービス」を本音でレビューしています。

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