こんにちは、ハルママです。
ダイソーのあいうえお表、今までに3枚買いました。破れて、丸まって、カビて、そのたびに110円だしいいかと買い直して。合計330円。安い。安いんですよ。
でも4枚目を手に取ったとき、ふと思ったんです。私、この光景をあと何回見るんだろう。そして貼り替えのたびに、お風呂の壁がどんどんうるさくなっていくこの現象は何なんだろう、と。
そこから1,480円のポスターに手を出すまでの話をします。100均で十分だと思ってる人にこそ読んでほしい。
まず結論:100均で足りる家と、MUQQUじゃないと無理だった我が家
先に言っちゃいます。ひらがなを覚えさせたいだけなら、100均で十分です。お湯をかけると答えが浮き出るギミックとか、あれ子どもは本気で喜ぶし、正直よく出来てる。
ただ、うちがダメだったのは別の理由でした。
ひとつは、お風呂の壁が視覚的にうるさくなること。原色のポスターが2枚貼られた浴室、あれもう学習空間ではなくパチンコ屋です。私が一日の終わりに肩まで浸かって無になりたい場所が、無になれない。
もうひとつは、うちの娘が、情報が多いと固まるタイプだったこと。これについては後で詳しく書きます。
つまり、お風呂の見た目にこだわりがない人と、子どもがカラフルなものにガンガン食いつくタイプの家庭なら、100均で解決です。この記事、閉じて大丈夫。
そうじゃない人だけ、続きを読んでください。
[ここにPochippショートコードを挿入:MUQQU まなラボ知育ポスター(CTA①)]
正直に言う。MUQQUお風呂ポスターのデメリット3つ
いいものだと思ってるからこそ、先に全部言います。買ってから知ると腹が立つやつを3つ。
1. 貼りっぱなしにすると境界面が黒くなる(カビ)
これが最大のやつ。ポスター自体はユポ紙という合成紙なので、紙がカビの栄養になることはないんです。でもポスターと壁の隙間に水が残り続けると、そこがカビにとって最高の住処になる。
つまり「ポスターがカビる」んじゃなくて「ポスターの裏に水を閉じ込めた壁がカビる」。剥がしたら壁に黒いのが浮いてて絶望した、というレビューは他社製品でもよく見ますが、原因はほぼこれです。
対策はあります。後の章で書きます。でも「貼ったら放置でOK」ではないことは、買う前に知っておいてください。
2. 届いた瞬間はクルクル巻き。ドライヤーは絶対ダメ
筒に丸めて届くので、開けた瞬間は元気に巻き戻ります。ここで私はドライヤーを構えました。構えただけで済んだのは、夫が「その素材、熱でどうなるか調べた?」と冷静に聞いてきたからです。データ重視のSE、こういうときだけ役に立つ。
ユポ紙はポリプロピレンなので、熱を当てると縮んで波打ちます。しかも元に戻りません。スチームアイロンも、霧吹きしてからのプレスも、お風呂に吊るして蒸気を当てる裏技も、全部やめたほうがいい。
正しい直し方は3パターンあるので、これも後で。
3. うちの壁には貼れない可能性がある
水だけでペタッとつく仕組みは、壁が完全にツルツルであることが前提です。ザラザラした加工の壁、コンクリートや木の壁、あとユニットバスのパネルの継ぎ目やコーキングの段差にはくっつきません。
さらに、浴室乾燥機をガンガン回す家だと、水分が飛んで自然に落ちます。うちも冬場によく落ちてました。
これも回避策があるので、後半で書きます。とはいえ「絶対つく」とは言えない商品であることは事実です。
それでも100均に戻れなかった、決定的な差
で、デメリットを3つも並べておいて、なんで私が今も使ってるのか。ここが本題です。
100均のポスターは「色がうるさすぎて文字が目に入らない」
これ、レビューを読んでいて膝を打った表現でした。私もずっと感じてたけど言語化できてなかったやつ。
100均のポスターって、あ行の「あ」の横にアリの絵があって、それが赤くて、背景が黄色で、枠がピンクで、上のほうにキャラクターがいる。子どもはそれを全部見ます。全部見て、アリの話をします。「あ」の形の話には、なかなかたどり着かない。
MUQQUのポスターは、この逆を行ってます。文字はユニバーサルデザイン書体で、色はくすんだアースカラー、イラストはめちゃくちゃシンプル。地味です。正直、届いたとき「地味だな」と思いました。
でもその地味さが、狙って作られた地味さだった。
娘には、情報が少ない方が合ってたっぽい
うちの娘、3歳前まで発語がゆっくりで、いわゆる発達グレーと言われる時期がありました。今はもう朝から晩まで喋り倒してて、あの頃の心配はどこへ、という感じなんですけど。
当時の私が困ってたのは、情報量が多いものを前にすると、娘がフリーズすることでした。おもちゃでも絵本でも、要素が多いと固まる。で、私が「これは?」「これは?」と一生懸命に指差して誘導する係になる。疲れる。
MUQQUを貼ってから、私がその係をやらなくてよくなりました。娘が自分で1文字ずつ指さして、勝手に喋ってる。私は湯船で無になれる。
もちろん「発達グレーの子に効く商品です」なんてことを言うつもりは一切ないです。娘のタイプにたまたま合っていた、という一例にすぎません。ただ、情報を絞ったものの方が我が子は乗ってくる、という感覚に心当たりがあるママは、選択肢に入れてみてもいいと思います。
[ここにPochippショートコードを挿入:MUQQU まなラボ知育ポスター(CTA②)]
MUQQUお風呂ポスターの基本スペック(B3・ユポ紙・日本製)
数字の話も置いておきます。
サイズはB3で、約515×364mm。A3より少し大きいくらいで、思ってたよりコンパクトです。うちの狭いユニットバスに2枚並べても圧迫感がなかったので、このサイズ感はかなり優秀。
種類はひらがな・カタカナ・アルファベットの3つ。対象年齢は3歳頃から。ひらがなとカタカナには濁音・半濁音まで入ってるので、「がぎぐげご」を探して結局別の表を買うことにならないのが地味に嬉しいポイントです。アルファベットの方は簡単な挨拶や季節の単語も載ってます。
素材はユポ紙で、生産は日本国内。これがどれくらい強いかというと、当時1歳台だった娘が全体重をかけて引っ張っても無傷でした。刃物で切り込みを入れない限り、幼児の力で裂くのはほぼ無理だと思います。
紙のポスターを貼っては破られる無限ループから抜け出せるだけで、私はもう元が取れた気がしてます。
貼る前にこれだけやって。巻き癖の直し方3パターン
ドライヤーを封印したあと、実際にやってみて効いた方法を書いておきます。共通してるのは「熱も水も使わない。時間をかけて圧をかける」ということ。
ひとつめ、逆巻き。テーブルの上に広げて、丸まってた向きの逆にゆるーく巻き直します。輪ゴムで軽く留めて3〜6時間放置。ここで力を入れてギュッと細く巻くと折り目がついて一生残るので、本当にゆるくやってください。私は1枚犠牲にして学びました。
ふたつめ、重しプレス。平らな床に布を敷いてポスターを置き、上から図鑑や辞書を全面にドサッと乗せて1〜2日。これが一番確実で一番安全。時間はかかるけど、届いた日にすぐ貼らなきゃいけない理由なんてないので、うちはもうこれ一本です。
みっつめ、テーブルの縁でしごく方法。角に沿って逆方向に軽く曲げながらスライドさせるやつ。短時間で効くけど、強くやると印刷面が削れます。上級者向けというか、ちょっとギャンブル。
急がないなら重しプレス。これだけ覚えて帰ってください。
カビを生やさないための、ズボラでも続く運用ルール
さて、最大の懸念だったカビ問題です。私が続けてるのは、たったこれだけ。
2週間に1回、ポスターを剥がして、裏と壁をタオルでサッと拭く。以上。
所要時間は1分もかかりません。お風呂掃除のついでにやれば、存在すら忘れる程度の手間です。カビは水が滞留するから生えるので、その水を物理的に取ってしまえばいい。化学の力じゃなくて、拭くだけ。ズボラ代表の私が続けられてるので、たぶん誰でもいけます。
やっちゃいけないことも書いておきます。塩素系のカビ取り剤、クレンザー、硬いタワシは全部NG。インクが剥がれたり変色したりします。浴室のカビ取りをする日は、ポスターを一旦お風呂の外に出してから作業してください。
汚れが気になったら、柔らかいスポンジとぬるま湯で。どうしても落ちなければ、いつも使ってるボディソープを少量つけて優しく洗って、しっかりすすぐ。これで十分キレイになります。
あと、お風呂のおもちゃをオキシ漬けするとき、一緒に放り込まないでください。私はやろうとして夫に止められました。
壁に貼れなかった時の逃げ道(マグネット・補助板・突っ張り棒)
「うちの壁、ザラザラなんだけど」という人向けの保険を置いておきます。買ってから貼れなくて泣くのが一番つらいので。
まず試してほしいのがマグネット。最近のユニットバスは化粧パネルの裏に鋼板が入っていることが多くて、壁一面に磁石がくっつく家がけっこうあります。浴室用のマグネットクリップでポスターの四隅を留めれば、壁に密着しないぶんカビも生えにくいという、なかなか美味しい方法です。
磁石が効かない壁だった場合は、マグネット用の補助板という商品があります。粘着テープで壁に貼れる金属プレートで、レックなどから出てます。それを土台にして磁石で留める作戦。
それでもダメなら、浴室用の突っ張り棒を渡して、クリップで吊るす。うちの実家がこれです。乾きやすいので衛生面でも実はこれが最強かもしれません。
「水でペタッと貼る」以外の使い方でも普通に成立する商品なので、壁で諦めるのはちょっと早いです。
楽天のレビュー509件を読んで、ちょっと笑った話
購入前に私が一番参考にしたのがレビューでした。執筆時点で509件、平均4.67。この件数でこの数字はなかなか見ないです。
内容もざっと読んだんですが、面白かったのが「お風呂を嫌がっていた子が、進んで入るようになった」系の報告が複数あったこと。孫にプレゼントしたらお風呂嫌いが治ったというおばあちゃんの声まであって、そこは知育どころか行動変容です。
言われてみれば、お風呂って親子でスマホもテレビもない密室なわけで、目の前の壁しか見るものがない。集中する環境としては実は最高峰なんですよね。それを狙って設計してるとしたら、なかなかしたたかだなと思いました。
もうひとつ多かったのが、下の子がいる家庭からの「破られる心配がなくて安心」という声。わかる。紙の知育ポスターって、上の子が読む前に下の子が食べるので。
デザインが可愛いという感想もかなりの数ありました。お風呂の壁の話でこれだけ「可愛い」が出る商品、たぶんそんなに多くない。
1枚・2枚・3枚、結局どれを買うのが正解?
ここが一番迷うところなので、電卓を叩いておきます。執筆時点の価格はこちら。
1枚だと1,480円。2枚セットは2,180円で、1枚あたり1,090円。3枚セット(ひらがな・カタカナ・アルファベット)は2,880円で、1枚あたり960円。全部送料無料です。
1枚買うより1,400円足すだけで3枚。単価が1,000円を割る。これ、まとめ買いさせにきてる価格設計だなと冷静に思いつつ、私は3枚セットを買いました。悔しい。
いや、一応葛藤はしたんです。3歳にアルファベットは早すぎるし、ひらがな1枚でいいんじゃないかと。でも息子がもう5歳で、どうせ来年カタカナが必要になる。そのとき単品で1,480円払う自分を想像したら、まあ、はい。
3枚全部を同時に貼る必要もなくて、うちは今ひらがなとカタカナの2枚だけ貼ってます。アルファベットは脱衣所のケースで待機中。
なお価格やクーポンは変動するので、最新の金額は商品ページで確認してください。半額クーポンが出てるタイミングもあるようなので、そこを狙えるならなお良し。
買わない方がいい人/買ってよかった人
買わない方がいいのは、貼ったら一切メンテせず放置したい人。2週間に1回拭くのが無理なら、間違いなく壁にカビが来ます。あと、お風呂の壁にザラザラした加工がされていて、マグネットも突っ張り棒も検討する気がない人。それと、とにかく安さが最優先の人。110円と1,480円、その差に納得できないなら100均が正解です。
買ってよかったのは私のように、お風呂の壁の見た目をこれ以上騒がしくしたくない人。情報量が多いと我が子が固まるな、と心当たりのある人。そして下の子に破壊されない耐久性が欲しい人。
まとめ:お風呂の15分を、あきらめない
正直に言うと、私はこのポスターで娘が字を覚えたとは思ってません。そんな魔法のアイテムではない。
でも、湯船に浸かってる15分のあいだ、娘が壁を指さして勝手に喋ってて、私が「うん」しか言わなくてよくなった。それだけで1,480円分の価値はあったと思ってます。育児って、こういう小さな「私がやらなくていいこと」の積み上げで生き延びるものなので。
100均で足りてるなら、それでいいんです。でも4枚目を手に取ってる自分に気づいたら、そのときは思い出してください。