スマホの写真が本に。Photoback口コミと発達グレー効果

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うちの3歳の娘、2歳のころは単語がほとんど出なくて、市の相談で「ちょっと様子を見ましょうね」と言われるいわゆる発達グレーちゃんでした。それが今、朝5時から「ママ、これなに、これなに」と永久機関のように喋り続けています。成長ってすごい。でも寝かせて。

で、その娘が一番しゃべるのが、フォトブックを開いている時間なんです。スマホの写真だとスワイプでビュンビュン流れていくのに、紙の本になったとたん、同じページを指さして「これ、ばぁばのおうち」って10回言う。正直それが見たくて作り始めたわけじゃなかったんですが、結果的にいちばん効いたのがこれでした。

今回は、そのフォトブックを作っているPhotoback(フォトバック)について、ワーママ目線でのリアルな感想と、発達がゆっくりな子のいるおうちにこそおすすめしたい理由をまとめます。イマイチなところも正直に書きます。

目次

結論:写真を「見返す習慣」に変えてくれるのがPhotobackでした

先に結論から言います。Photobackは、安さと速さで勝負するタイプのフォトブックではありません。1冊1,210円から作れるミニサイズもありますが、主力は数千円から1万円ちょっと。しまうまプリントの198円と比べると「えっ」となる価格です。

それでも私がリピートしているのは、出来上がりが「アルバム」じゃなくて「本」だからです。表紙にタイトルが入って、本棚にスッと並ぶ。娘が自分で引っ張り出して、床に座って勝手にめくる。これがアルバムだと、なぜか大人が出してあげる儀式が必要になるんですよね。

つまりPhotobackが解決してくれたのは「写真がスマホの中で死んでいく問題」ではなく、「子どもが自分の意思で写真を見返せない問題」でした。ここに刺さる人にはたぶん一生モノです。刺さらない人には、ちょっと高いフォトブックだと思います。

まずは公式サイトで実物の質感を見てみてください。テンプレートのおしゃれさだけでもテンション上がります。

そもそもPhotobackって何者?種類が7つあってまず迷う

Photobackは2006年から続いている、コンテンツワークスという会社のフォトブックサービスです。ラインナップは7種類。多い。私も最初、公式サイトを開いて3分でブラウザを閉じました。

ざっくり整理するとこんな感じです。

  • FOLIO(フォリオ)186×186mm/16〜36P/7,986円〜11,374円。専用ケース付きの最高級モデル。七五三や結婚式向け
  • GRAPH(グラフ)248×186mm/48〜120P/6,788円〜11,374円。シリーズ最大サイズ。写真をどっさり入れたい人向け
  • LIFE(ライフ)210×148mm/24〜120P/3,734円〜7,986円。A5サイズで帯付き。成長記録の定番
  • ROUGH(ラフ)150×150mm/16〜36P/1,936円〜4,356円。正方形。日常のちょっとした記念に
  • BUNKO(ブンコ)144×108mm/36〜96P/3,122円〜4,517円。文庫本サイズ。文章を入れたい人に
  • ALBUM(アルバム)120×120mm/36P/2,178円。CDサイズの初代モデル
  • POCKET(ポケット)128×90mm/16〜36P/1,210円〜2,178円。手のひらサイズ。お試しに最適

迷ったら、成長記録ならLIFE、勝負の一冊ならFOLIO、お試しならPOCKET。これだけ覚えて帰ってもらえれば大丈夫です。

発達グレーの娘に、フォトブックが効いたと感じた3つの理由

ここが今日いちばん書きたかったところです。あくまで我が家の話ですが、同じ悩みのママ友に会ったら絶対これを勧めます。

写真は「消えない会話のきっかけ」になる

言葉がゆっくりな子に写真カードを使う支援方法って、療育の現場でもよく使われますよね。うちも市の教室で教わりました。でも手作りカードって、作る労力が母の限界を突破してくるんです。私、ラミネーターを買って1回しか使ってません。

フォトブックは、そのカードが勝手に製本されて出てくる感覚に近いです。しかもページが固定されているから、毎回同じ順番で同じ写真が出てくる。「次はプールだね」と娘が先に言えるようになったのは、この繰り返しのおかげだと思っています。スマホのアルバムだと、並びも表示される写真も毎回変わってしまうので、ここは紙の圧勝でした。

行事の予習と復習ができて、見通しが立つ

初めての場所や初めての行事でパニックになりがちな子、多いと思います。うちの娘もそうでした。

去年から、運動会や発表会が終わったら必ず写真をまとめるようにしています。すると翌年、「去年はこうだったね」と本を見せながら説明できる。当日の朝の大泣きが目に見えて減りました。行った場所、会った人、着た服が1冊にまとまっているのって、思い出以上に実用品なんですよね。

自分の本があると、自己肯定感がふくらむ

これは完全に母のエモですが、表紙に娘の名前が入った本があると、本人がめちゃくちゃ誇らしそうな顔をします。「はるちゃんのほん」と言って抱えて歩く。

発達がゆっくりな時期って、どうしても親が「できていないこと」ばかりを数えてしまう。でも1年分の写真を並べると、去年立てなかった場所に立っているし、去年泣いていた場所で笑っている。落ち込んだ夜に自分を救ってくれるのは、意外とこの1冊でした。

印刷がきれい、の意味がちょっと違った話

正直、最初は「どこで作っても写真は写真でしょ」と思っていました。すみませんでした。

Photobackの主力6種は、液体トナーを使ったデジタルオフセットの6色印刷です。一般的な格安サービスは粉トナーの4色印刷が主流なのですが、こちらはライトシアンとライトマゼンタを足した6色。何がうれしいかというと、中間の色がなめらかに出ます。

体感で言うと、赤ちゃんの肌がくすまない。夕焼けの空が階段状にならない。娘の白いワンピースのレースが白い塊にならない。このへんは、届いた1冊目を開いた瞬間に「あ、違う」とわかるレベルでした。

用紙も全種類マット紙で統一されています。ツヤ紙のギラギラがないので、蛍光灯の下でも反射しないし、子どもがベタベタ触っても指紋が目立たない。ここ、子育て世帯にはかなり大きいメリットです。発色はやや落ち着いたトーンに出るので、ビビッドな写真集を期待している人だけは注意してください。写真集というより、美術書の質感に近いです。

正直イマイチだったところ、3つ

良いことばかり書くと怪しいので、ちゃんと不満も書きます。

ひとつめ、パソコンとスマホアプリでデータが連携しません。これは本当に惜しい。通勤電車でスマホで写真を選んで、家のパソコンで仕上げる、という夢の時短ワークフローは組めません。どちらかに決めて作り切るのが正解です。私はもう全部スマホでやっています。

ふたつめ、アプリがときどき重くなります。高画質の写真をたくさん扱うので仕方ない面もありますが、編集中に落ちるとさすがに無言になります。ただ自動保存がしっかり効いていて、作業内容はちゃんと残っていました。全消失はないので、そこは安心してください。

みっつめ、納期。注文から出荷まで通常5営業日ほど、届くまでは1週間から10日みておく必要があります。翌日発送に慣れていると遅く感じます。誕生日プレゼントに使うなら、2週間前に注文する。これ、自分に言っています。

あと、アプリ内で明るさや彩度の細かい調整はできません。加工したいなら先にスマホの写真アプリで仕上げてから取り込むのが早いです。逆に言うと、いじれないから「素人が盛りすぎてダサくなる」事故が起きない。テンプレートが28種類用意されていて、当てはめるだけでおしゃれになります。センスに自信がない私にはむしろありがたい仕様でした。

お得に作るコツと、増刷が神だった話

送料は宅急便677円、ネコポス290円。ただし注文合計が税込10,000円以上で送料無料になります。FOLIOなら36P、GRAPHなら120Pで到達するライン。うっかり1冊9,000円台で買うと、送料がちょっと悔しいので、ここは覚えておくと得です。

そして私がいちばん感動したのが、作品データがマイページに無期限で保存されること。しかも、いつでも同じものを増刷できます。

これ、子育て世帯には保険みたいなものです。うちは1冊目を娘がよだれと麦茶で壮絶に育て上げたのですが、「また同じの作れるから」と思えるだけで、心の余裕が全然違います。子どもに触らせるために作った本なので、汚れるのは想定内。壊れたら刷り直せる前提だと、はじめから本棚の低いところに置けます。

祖父母へのプレゼントにしたくなったときも、マイページからそのまま追加注文できます。ギフト用には透明ブックカバー264円から550円、不織布のラッピングキット308円から396円も用意されているので、実家に持っていくときはこれを足しておくと、義母に「気が利くわね」と言われて株が上がります。私は上がりました。

よくある質問

スマホだけで作れますか

作れます。専用ソフトのダウンロードも不要で、アプリかブラウザで完結します。私は寝かしつけ後の布団の中で片手で作っています。ただし前述のとおり、パソコンとデータは連携しないので、作り始めたデバイスで完走してください。

写真は何枚くらい必要ですか

種類とページ数によります。LIFEの120ページなら最大465枚まで入るので、1年分の写真が余裕で収まります。逆にPOCKETの16ページなら十数枚あれば十分。撮りすぎて選べない人は、いっそページ数の多いものを選んだほうが心が平和です。

子どもが破りませんか

FOLIOやROUGH、POCKETは合紙製本で、厚みがあってしっかりしています。特にFOLIOは厚紙を貼り合わせているのでずっしり重く、3歳児の握力ではまず破れません。LIFEやBUNKOは一般的な本と同じ綴じ方なので、乳児がしゃぶる前提ならこちらは大人が管理するのが無難です。

文字は入れられますか

FOLIOやROUGH、POCKETは合紙製本で、厚みがあってしっかりしています。特にFOLIOは厚紙を貼り合わせているのでずっしり重く、3歳児の握力ではまず破れません。LIFEやBUNKOは一般的な本と同じ綴じ方なので、乳児がしゃぶる前提ならこちらは大人が管理するのが無難です。

何歳から作るのがいいですか

思い立った日が吉日です、としか言えません。ただ、言葉がゆっくりで気になっている時期なら、なるべく早く1冊目を作ることをおすすめします。会話のきっかけとしての効果は、早いほど長く使えるので。

まとめ:1冊で会話が増えるなら、たぶん安い

最後に正直な話をします。数千円のフォトブックって、ワーママの財布にとっては軽い出費ではありません。私も最初、カートに入れて3日悩みました。

でも、娘が本を抱えて「これなに」と聞いてくる回数を思うと、もう元は取れています。療育グッズを買うつもりで買って、思い出も残った、くらいの感覚です。

はじめての1冊なら、まずはPOCKETの1,210円で質感を確かめるのがいちばん失敗しません。気に入ったらLIFEで成長記録シリーズを始める。七五三や入学式などの勝負どころだけFOLIOにする。この順番が、我が家的なベストルートでした。

スマホの中で眠っている写真、今年のうちに1冊だけ形にしてみませんか。本棚に並んだ背表紙を見ると、意外と自分がちゃんと育児していることに気づけます。

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この記事を書いた人

HSC(ひといちばい敏感な子)の3歳娘と、6歳長男を育てるママ。
「一生家族でお出かけできない」と絶望していた過去から一転、特性を理解した今では家族旅行も楽しめるように!当ブログでは、敏感な子が笑顔になる「知育玩具・お宿」や、親の心が軽くなる「時短家電・サービス」を本音でレビューしています。

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