こんにちは、限界ワーママのハルママです。
3歳の娘は、1歳半健診で「発達、ちょっとゆっくりめですね」と言われたクチです。いわゆる発達グレー。あの日からわたしの検索履歴は「2歳 言葉 遅い」「発達グレー その後」で埋め尽くされ、スマホの充電は毎晩10%を切っていました。
で、結論から言うと。今の娘は、朝5時45分から「ママ、きょうのパンツはプリンセスがいい」と交渉してくる超おしゃべり怪獣に育ちました。うるさい。本当にうるさい。でもあの頃のわたしは、このうるささに1億円払ってもいいと思っていたんですよね。
今日はそんなわたしが、LITALICOジュニアのパーソナルコースの体験授業に行ってきた話をします。
「様子を見ましょう」の3年間で、母の心はすり減った
発達グレーのしんどさって、子どもの困りごとそのものより「どこにも相談先がない」ことだと思うんです。
病院に行けば「診断がつくほどではないので様子を見ましょう」。保育園では「お友だちと遊べてますよ(にっこり)」。でも家では癇癪で30分床に寝転がるし、お菓子が買ってもらえないと全力で泣く。市の療育は申し込んでも半年待ち、しかも平日午前。フルタイムのわたしには、有給が何枚あっても足りません。
夫(データ重視の論理派SE)に相談したら「エビデンスは?」と返ってきて、わたしはリビングで無言のまま洗濯物を畳みました。あれは今でも許していない。
つまり、誰も悪くないのに誰も助けてくれない。これが発達グレーの正体です。そして一番すり減るのは、たいてい母親の方なんですよね。
わたしが民間の発達支援を調べ始めたのは、娘のためというより「このままだとわたしが壊れる」と思ったからでした。動機、不純で結構。母が倒れたら家庭ごと倒れますから。
LITALICOジュニア パーソナルコースって結局なに?3分で説明します
ざっくり言うと、0〜18歳向けの発達支援の教室です。LITALICOジュニア全体で1万件以上の指導実績があって、パーソナルコースはその中でも「完全個別・短期集中型」のコース。
公式の情報を、わたしなりに母語に翻訳するとこうです。
完全個別・専任担当制だから「振り出しに戻る」がない
毎回おなじ先生が担当してくれる仕組みです。指導員が受け持つ人数も限定されているとのこと。
これ、地味に見えてめちゃくちゃ大事です。人見知りの子って、先生が変わるたびに最初の3回くらいが「場所に慣れる時間」で溶けるんですよ。毎回おなじ先生なら、その3回がまるっと浮く。人間関係が苦手な子ほど効いてくる設計だなと思いました。
行動分析(アセスメント)で「なぜできないか」が言葉になる
入会時に、子どもの行動を観察・分析して、つまずきの要因や感覚・行動の特徴をつかむところから始まります。そのうえで指導計画を立てる流れ。
わたしが一番うなったのはここでした。「落ち着きがない」で止まらず、「必要な情報を聞き取るのが苦手だから、指示が2つ以上重なると固まる」みたいなところまで降りてくるんです。原因が言葉になると、親の対応も変えられる。逆に言うと、ここが分からないまま3年間なんとなく叱っていたのが、わたしの黒歴史です。
発達グレーの子にこそ効くと感じた、3つの理由
理由1:診断名ではなく「つまずきの中身」で組み立ててくれる
発達グレーの子が療育から弾かれがちなのって、診断名がないからなんですよね。でもここは、診断の有無ではなく、その子が何でつまずいているかを見て計画を立てる方式。公式のよくある質問でも、自閉症やADHDのあるお子さまにも無理なく通えるよう理解度に合わせて指導すると説明されています。
つまり「診断ないんですけど……」と申し訳なさそうに切り出さなくていい。あの気まずさを味わわなくていいだけで、わたしは泣きそうでした。
理由2:スモールステップで、自己肯定感を削らない
パーソナルコースは、ちょうどいい難易度のステップを先生が見極めて、1対1で繰り返し練習して「できた」の回数を増やしていくスタイル。ほめて伸ばす前提で組まれています。
グレーの子って、集団の中だと「あと一歩できない子」になりがちなんです。できない経験が積み上がると、挑戦そのものを嫌がるようになる。あれが一番こわい。だからできる回数を意図的に増やす設計は、グレーゾーンの子に本当に向いていると思いました。
理由3:親の関わり方まで変えてくれる(これが本命)
ペアレントトレーニングといって、子どものやる気を引き出しつつ育児ストレスを減らす関わり方を、座学と実践で学べるプログラムがあります。家でやってみて、次の授業で先生と振り返る。
ここ、太字にしたいくらい大事です。子どもだけ1時間がんばっても、残りの23時間を過ごすのは家なので。わたしは「やることリストを一緒に見る」という小技ひとつで、朝の支度バトルが体感3割減りました。3割ですよ。朝の7時台の3割は、人類にとっての大発見です。
正直に書きます、ここは注意してほしい3つのこと
いいことばかり書く記事は信用しないタイプなので、わたしも書きます。
ひとつめ、料金が公式サイトに一律では載っていません。コースや教室、回数で変わるからだと思いますが、「で、いくらなの?」が先に知りたい派のわたしにはモヤりポイントでした。これは無料相談か体験のときに必ず確認してください(聞き方は次の章に置いておきます)。
ふたつめ、パーソナルコースの対応教室は首都圏中心です。東京・神奈川・埼玉・千葉に集中しているので、地方の方は対象教室の一覧を先に見てから動いたほうが時間を無駄にしません。
みっつめ、土日は人気が高くて授業が集中します。これは共働き家庭には死活問題。わが家も「平日夕方に片親が抜ける」か「土日を押さえる」かで、夫と真顔の会議をしました。通いたい教室の土日の空き状況は、早めに聞いておくのが吉です。
ちなみに体験したら絶対に入らないといけない、ということはありません。公式も、教室の様子や進め方を体感してよく検討したうえで、と明言しています。ここが確認できて、わたしはだいぶ肩の力が抜けました。
体験授業では何をするの?当日の流れ
体験は、子どもへの個別指導50分と、親向けのペアレントトレーニングのミニワーク20分という構成でした。
最初に普段の様子と気になっていることをヒアリングしてもらって、そこから簡易的な中長期の目標を立てて授業をプランニングしてくれます。終わったあとには簡易的な学習計画の提案もあるので、「うちの子にはこういう順番で教えるのか」が具体的に見える。
わたしが行った日、娘は開始5分で先生の膝によじ登りました。すみません。でも先生は動じず、その状態のまま課題に入っていて、プロだ……と遠い目になりました。
親としての収穫は、むしろミニワークのほうでした。家で実践できる関わり方を教えてもらえるので、仮にその後通わなかったとしても、持ち帰れるものがある。実際、利用者の93%が体験授業に参加しているそうです(2019年LITALICO調べ)。みんな、見てから決めてるってことですね。
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体験のとき、これだけは聞いてください(質問リスト)
当日、緊張して何も聞けずに帰る未来が見えたので、わたしはスマホのメモに質問を書いて行きました。そのまま置いておきます。コピペしてどうぞ。
ひとつ、うちの子の場合、月あたりいくらになりますか(入会金・教材費・アセスメント費も含めて)。
ふたつ、何回くらい通うイメージですか。短期集中とのことですが、目安の期間は。
みっつ、振替はできますか。子どもの発熱で休んだときの扱いは。
よっつ、土日や平日夕方の枠は今どのくらい空いていますか。
いつつ、担当の先生はどのくらい固定されますか。異動のときはどうなりますか。
むっつ、通っている間、家庭ではどのくらいの負担(宿題・実践)がありますか。
特に6つめは、ワーママは絶対に聞いてください。家でのタスクが増えすぎると、母が死にます。わたしは死にかけたことがあるので言っています。
無料相談・資料請求・体験授業、どれから始めればいい?
迷ったらこの順番です。
とりあえず情報だけ集めて夫に見せたい人は、資料ダウンロード。わが家のような論理派SEを説得するには、紙(PDF)が効きます。口頭で熱弁すると「主観だね」で終わるので。
人に話を聞いてほしい、でも教室に行く勇気はまだない人は、無料の電話相談。子育ての悩みや発達のことを相談できます。わたしの友人はこれで泣きました。普通に泣いていい場所、育児には足りてないんですよ。
もう「うちの子に合うか見たい」まで来ている人は、迷わず体験授業。見学ではなく、実際の指導と学習計画まで見られるので、判断材料がまるで違います。
どれも無料です。無料で、親の罪悪感がひとつ減るなら、わたしは行く価値があると思っています。
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まとめ:動くのは「ちょっと気になる今」でいい
発達グレーのまま過ごした3年間、わたしがずっと思っていたのは「もっと早く動いていれば」でした。
でも実際は、早く動けなかったのには理由があります。認めるのがこわかったから。親の努力不足だと言われるのがこわかったから。そして単純に、フルタイムで働きながら調べて予約して通う体力が、もう残っていなかったから。
だから今これを読んでいるあなたが「気になるけど、まだいいかな」と思っているなら、それは普通です。ダメな親ではありません。ただ、困りごとが複雑になる前のほうが、打てる手が多いのも本当でした。
完璧な母にはなれなくていいんです。わたしも今日の夕飯は冷凍餃子です。でも、相談先をひとつ持っておくだけで、母の心はけっこう軽くなる。あのすり減っていた自分に教えてあげたいことがあるとすれば、それだけです。
まずは資料を眺めるところからでも、どうぞ。
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